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私達が出来ることはどんなこと?
○昼間に受診する
昼間に具合が悪いと気づいたら、様子をみるより早めに受診する。
昼は症状が軽くても、夜に重くなるかも知れないから、出来るなら昼間に受診する。
○遠慮なく質問してメモする
薬の飲み方、その他少しでも気になることは、昼間の受診時に、遠慮なくはっきり質問してメモする。夜になってから、救急に聞きに行かないですむように。
○日頃から細かく健康管理をする
体調の変化に早めに気づくことができれば、昼間に受診できるかも知れない。
また、家で様子をみる方がいいのか、すぐ病院に行く方がいいのか、判断する力が少しずつやしなえる。
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○近所の医療機関について知る
自分と家族の生活圏に、どんな病院、どんな診療所があるのかよく調べる。
場所、診療科目、曜日、時間、どんな患者を受け入れているのか、…
救急医療は3つに分けられます。
初期救急 入院を必要としない軽症の患者に対するもの
2次救急 入院を必要とする中等症・重症患者に対するもの
3次救急 生命危機が切迫している重篤患者に対するもの
軽症患者が直接3次救急に行っても、受け入れてもらえないことがあります。
逆に、重症の可能性が高いと思ったときは、初期救急よりも2次救急に行く方がより早く適切な治療を受けられることもあります。
(もっと悪いと思った時は、すぐに救急車を呼ぶ。)
より早く適切な治療を受けるために、近くの病院、診療所が3つのうちどれにあたるのか、
どんな患者を受け入れているのか、よく確かめておく。
3つのうち、2次救急に軽症の患者が多いことが問題になっています。
2次救急に軽症の患者がたくさん来る
↓
本来2次救急で受け入れるべき患者が受け入れられなくなって3次救急に回される
↓
本来3次救急で受け入れられるべき重篤な患者が受け入れられなくなり、「たらい回し」が起こる
「明らかに軽症だけど、朝まで待つと悪くなりそうだから、今診てもらいたい」という場合、
初期救急の診療時間内なら、2次救急ではなくて初期救急に行けば、2次救急の患者を増やさなくてすみます。
○相性のいいかかりつけ医をさがす
比較的待ち時間が短くてすむ。
自分の病歴や体質を知ってもらえば細かい健康管理に役立つし、
急に具合が悪くなった時もスムーズに安心して診てもらえる。
健康や病気に関することなら、何でも相談できる。
必要に応じて往診してくれたり、必要に応じて時間外でも電話で相談にのってくれたり、
適切な病院を紹介してくれたり、何かと便利。
便利に使うために、自分と相性のいいかかりつけ医をさがす。
○救急相談電話番号
判断に困ったときに相談できる電話番号を探してみて、見つけたら番号と利用できる時間帯等を書いて目に付くところに貼っておく。
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○薬の情報を正確に伝えられるように準備
薬を飲んでいる場合は、いつどこで救急に運ばれても正確に薬の情報が伝わるように、
薬剤手帳を持ち歩いたり、メモを財布に入れておいたり、メモを家族にも持っていてもらう。
そうすることで、スムーズに安全に治療してもらえる。
何を飲んでいるか分からなければ、治療の時に使う薬と危険な取り合わせになってしまうことがある。
その分治療に時間がかかって、他の患者の治療が遅れてしまうこともある。
○症状、症状が起こった時刻等をメモして持って行く
余裕があれば、症状と症状が起こった時間等、お医者さんに伝えること、質問することをメモして持って行く。
何を伝えるのか、何を質問するのか整理できるし、伝え忘れ、聞き忘れを防げる。
○ひとことお礼を言う
過酷な環境で働くお医者さん、看護師さん、他スタッフのみなさんに、
みんながひとこと感謝の気持ちを伝えることで、病院に留まろうという気持ちになってくれるかも知れません。
☆この問題を他の人に伝える
今すぐに、この問題をまだ知らない人に伝える。
自分のブログで一回取り上げてみたり、信頼できるサイトのリンクを貼ったりするだけでいいと思います。
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